アニメの絵コンテ制作支援システム「ProConte」に関する論文が、国際会議ACM UIST 2026(The 39th Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology)に採択されました。現地時間11月5日に、米国ミシガン州デトロイトで開催される同会議で発表予定です。
弊社の研究チームArch Researchは2024年、村田和也監督をはじめとする現場の方々のフィードバックを受け開発してきた絵コンテ制作ツール「Griffith」に関する研究を国際会議ACM CHI 2024で発表しました。
今回の成果は、Griffithを基盤に、国立研究開発法人 産業技術総合研究所との共同研究を継続し、新たにパリ=サクレ大学(フランス)の共著者を迎えて得られた成果です。とくに、絵コンテ制作において頻出する、未確定のアイデアや定型に収まらない表現を扱い、絵コンテを段階的に作り込むためのインタフェースを提案しています。
論文タイトル:ProConte: Supporting Progressive Authoring of Anime Storyboards through Partial and Exceptional Representations
著者:Jun Kato, Junichi Sato, Nao Hirasawa, Michel Beaudouin-Lafon, Wendy E. Mackay
▼ACM UIST 2026とは
ACM UISTは、人とコンピュータのユーザインタフェースに関するソフトウェアや技術の研究成果が発表される国際会議です。人と情報システムの相互作用(Human-Computer Interaction; HCI)を扱う学問分野のなかでも革新的な技術に関する研究成果が集まる著名な会議で、ACM SIGCHIとSIGGRAPHが主催しています。
▼論文詳細はこちらをご覧ください。
UIST 2026 / Creative Authoring: Stories, Styles, and Sound / Thu, 5 Nov | 9:00 AM – 10:30 AM
https://programs.sigchi.org/uist/2026/program/content/262800
▼Arch Researchとは
Arch Researchは弊社の研究チームです。研究開発を通して、アニメ産業に携わる人々のクリエイティビティを支援すること、アニメの持つ普遍的な価値を追究すること、そしてアニメ業界とIT業界を始めとした国内外の人々を繋ぐ門となることを目指しています。