技術顧問の加藤淳が、国際シンポジウムISID 2022(2nd International Symposium on Intelligence Design)にて Best Poster Award を受賞致しました。
こちらは弊社研究チームArch Researchが実施してきたアニメ絵コンテ開発ツール「Griffith」の研究開発に関するポスター発表に対して授与されたもので、Griffith開発協力の村田和也監督、弊社原健太・奥野さと子・鈴木哲史・平澤直との共同受賞となります。
また、Arch ResearchのBest Poster Award受賞は昨年に続き二度目となります。
アニメの制作プロセスを情報技術の力でより創造的・効率的にするための研究開発は、業界全体にとっての急務です。Arch Researchでは、昨年12月、CG分野におけるトップ国際会議SIGGRAPH Asia 2021においてパネルセッション「アニメづくりのR&D: 現状と今後」を企画・登壇しました。その模様はWebサイトならびに業界誌「CGWORLD Vol.283」の特集記事(p.50-55)に掲載されております。ぜひ、併せてご覧ください。
▼関連ニュース
Arch Research ISID 2021 ポスター賞受賞のお知らせ
「SIGGRAPH Asia 2021」で弊社加藤が登壇します
ポスタータイトル:Griffith: Prototype of A Web-based Tool for Authoring Japanese Anime Storyboards
著者:Jun Kato, Kazuya Murata, Kenta Hara, Satoko Okuno, Tetsushi Suzuki and Nao Hirasawa (Arch Inc.)
▼ISID 2022とは
近年、人工知能とデザインは世界の注目を浴びています。本シンポジウムでは、イノベーションデザインを牽引する世界的な研究者と若手研究者による最新の研究知見を紹介し、当該分野の未踏の研究領域と新たな課題へのアプローチの可能性について議論を行います。
(イベント告知より引用)
▼リリース詳細はこちらをご覧ください。
ISID 2022 Best Poster Awards:
http://www.jaist.ac.jp/event/design2022/award.html
▼Arch Researchとは
Arch Researchは弊社の研究チームです。研究開発を通して、アニメ産業に携わる人々のクリエイティビティを支援すること、アニメの持つ普遍的な価値を追究すること、そしてアニメ業界とIT業界を始めとした国内外の人々を繋ぐ門となることを目指しています。