Computer Graphics (CG)分野のトップ国際会議の一つ「SIGGRAPH Asia 2021」が12月14日から17日にかけて東京国際フォーラムにて開催されます。
弊社技術顧問で研究部門「Arch Research」をリードする加藤は、当会議で Featured Sessions の一つである「R&D for Anime Production: State-of-the-Art and Future Prospects(邦題=アニメづくりのR&D:現状と今後)」に登壇するほか、 Real-Time Live! Chair として、「Real-Time Live!」セッションの司会進行を務めます。
アーチはこれからも情報技術の力でアニメ産業に携わる人々のクリエイティビティを支援する取り組みを続けてまいります。
▼Featured Sessions 「アニメづくりのR&D:現状と今後」について
日時: 2021/12/16 (木) 13:00-14:00
場所: 東京国際フォーラム Hall C
言語: 日本語
アニメ表現の国際的な注目度は極めて高く、制作プロセスのデジタル化によりR&D(Research and Development; 研究開発)の重要性は年々増しています。このセッションではアニメ制作を支援するR&Dの現状と今後の見通しについて議論します。加藤は当セッションの提案者で、小山 裕己氏(グラフィニカ/産総研)、四倉 達夫氏(OLM Digital)、今村 幸也氏(東映アニメーション)とともに登壇します。
CG WORLD の特集記事では以下のように紹介されています。
「日本語セッションとして企画されている[アニメづくりのR&D:現状と今後]では、アニメ制作を支援するR&Dの現状と今後の見通しが議論される。こちらも学術界の研究者、産業界のエンジニアやTA、学生に幅広くお勧めしたい内容だ。」
当セッションについて、詳しくはこちらをご覧ください。
https://research.archinc.jp/events/siggraph-asia-2021/
▼Real-Time Live! について
日時: 2021/12/17 (金) 10:30-12:30
場所: 東京国際フォーラム Hall C
言語: 英語
Real-Time Live! (RTL) は、リアルタイム・インタラクティブに動作するCG技術に関するデモをライブパフォーマンス形式のプレミアムステージで実施するセッションです。加藤は RTL のプログラム委員長を務めています。
RTL では、毎年その年を代表するさまざまなリアルタイムレンダリング技術が披露されていますが、今年はとくに3つの観点で RTL を再定義する回となり、公募から採択された 9 件の発表者の方々が多様性に富んだプログラムでみなさまをお迎えします。演者は英語で話しますが、言葉がなくとも伝わる「ライブ」のインパクトをお約束します。
– ディスプレイの枠を飛び出すリアルタイムグラフィック
– インタラクション技術が可能にする新しい文化
– 人々の創造性を解き放つ最先端の創作支援ツール
発表者の一覧はこちらをご覧ください。
https://sa2021.siggraph.org/jp/attend/real-time-live/6/sessions
▼イベント詳細はこちらをご覧ください。
https://sa2021.siggraph.org/jp/
現地でのご参加およびオンラインでのご視聴には、チケットの購入が必要となります。
▼Arch Researchとは
Arch Researchは弊社の研究チームです。研究開発を通して、アニメ産業に携わる人々のクリエイティビティを支援すること、アニメの持つ普遍的な価値を追究すること、そしてアニメ業界とIT業界を始めとした国内外の人々を繋ぐ門となることを目指しています。