MENU
お知らせ

2024/12/06

SIGGRAPH Asia 2024 登壇・アニメ制作ツールのブランド「AnimeCraft」立ち上げのお知らせ

Computer Graphics (CG)分野のトップ国際会議の一つ「SIGGRAPH Asia 2024」が12月3日から6日にかけて東京国際フォーラムにて開催されています。
弊社技術顧問で研究部門「Arch Research」をリードする加藤は、当会議で Birds of a Feather の一つである「R&D for Anime Production: Collaborative Cultural Craft of Art, Science, and Engineering(邦題=アニメづくりのR&D: アート・科学・工学の文化的共創)」に登壇します。

また、これにあわせて研究開発の姿勢を明文化し、当社としてリリースするアニメ制作ツール群を「AnimeCraft(https://animecraft.jp)」というブランドでまとめることにしました。

アーチはこれからも情報技術の力でアニメ産業に携わる人々のクリエイティビティを支援する取り組みを続けてまいります。

▼Birds of a Featherセッション「アニメづくりのR&D: アート・科学・工学の文化的共創」について
日時: 2024/12/6 (金) 14:15-15:15
場所: 東京国際フォーラム Gブロック4階 G408
言語: 日本語

アニメ表現の国際的な注目度は極めて高く、R&D(Research and Development; 研究開発)の重要性は年々増しています。このセッションではアニメ制作を支援するR&Dの現状と今後の見通しについて議論します。加藤は当セッションの提案者で、小山 裕己氏(グラフィニカ/産総研)、四倉 達夫氏(OLM Digital)とともに登壇します。

当セッションの邦題は「アニメづくりのR&D: アート・科学・工学の文化的共創」です。SIGGRAPH Asia 2021での論点整理から3年が経ち、アニメ産業における研究開発がどう進んできたか、どう変わっていくべきなのか、議論します。

また、Arch Research は SIGGRAPH Asia 2024 において、株式会社グラフィニカと共同で Technical Communications の登壇発表「スタイル転写技術のプロダクション活用」にも貢献しています。

SIGGRAPH Asia 2024について、詳しくはこちらをご覧ください。
https://research.archinc.jp/events/siggraph-asia-2024/

▼アニメ制作ツールブランド「AnimeCraft」について
私たちは、アニメ作品を「つくる」方々と対話を重ねながら、アナログ工程のデジタル化に留まらない、優れたユーザインタフェースを備えたツールを「つくる」ことを目指しています。
2種類の「つくる(Craft)」が「いいアニメ作品づくり」というゴールを中心に同心円で重なり広がるイメージを「AnimeCraft」というブランド名に込めました。

現在、ストップウォッチツール「AnimeCraft Stopwatch」を一般公開中です。また、来年公開予定で絵コンテ制作ツール「AnimeCraft Storyboard」を開発中です。

AnimeCraftについて、詳しくはこちらをご覧ください。
https://animecraft.jp

▼Arch Researchとは
Arch Researchは弊社の研究チームです。研究開発を通して、アニメ産業に携わる人々のクリエイティビティを支援すること、アニメの持つ普遍的な価値を追究すること、そしてアニメ業界とIT業界を始めとした国内外の人々を繋ぐ門となることを目指しています。